電子カルテとは、文字通り患者のカルテ内容をデジタル方式で記録し、従来の紙カルテに代わるものです。
従来の紙カルテは、患者の病状記録であると同時に法的効力を持つ文書でもあります。そのため、医療従事者は紙カルテの記載完了後、責任の所在を示すために自ら署名捺印する必要がありました。
電子カルテの時代において、カルテはデジタル化されており、従来の署名捺印はできません。代わりに、医療従事者は電子カルテの完成後、電子署名によって当該電子カルテの作成者を明示し、暗号化することで他者による改ざんを防止しています。現在、国内で最も一般的に使用されている署名ツールは医療従事者ICカードであり、デジタル化されたカルテにICカードで署名することで、その文書は正式な電子カルテとなります。
電子署名法の施行後、衛生署は各医療機関に電子カルテの採用を積極的に推進し始めました。当院は2009年12月に高雄市衛生局への届出承認を経て、電子カルテの施行を開始しました。現在、当院は電子カルテの施行範囲を積極的に拡大しており、完全電子カルテ化病院の目標の早期達成を目指しています。