疾病管制署(以下、疾管署)は本年(115年)3月24日、新北市衛生局からの通知を受け、GSK(葛蘭素史克薬品株式会社台湾支社)製のインフルエンザワクチンで、1回分の外観が白濁しているものが発見されましたが、接種は行われていませんでした。該当ロット(AFLUA915AA)の在庫を調査したところ、同様の状態のワクチンは他に見つかりませんでした。疾管署は直ちに食薬署に通報し、関連機構を起動して調査を行い、食薬署の一次判断では同ロットのワクチンは予防的に一時使用停止することが提案されました。市民の接種安全を確保するため、疾管署は同ロット在庫がある14県市の衛生局に対し、当該ロットのワクチンを一時使用停止し回収するよう通知し、同時に管轄の契約医療機関にも同様の回収と外観確認を求め、白濁等の類似状況が確認された場合は、衛生局と疾管署へ自主的に通報するよう指示しました。現在、疾管署は他の類似通報は受けていません。また、当該ロットのワクチン接種後の有害事象は3件報告されており、いずれも60歳代以上の方で、接種当日から20日後にギラン・バレー症候群(GBS)、全身性蕁麻疹、全身倦怠感・筋肉痛で入院治療を受け、3名とも回復しています。
疾管署は、当該ロットのワクチンは総計545,280剤を受領し、全国予防接種情報管理システム(NIIS)のデータによると、現在の在庫は2,642剤で、14県市に分布しています:台北市、新北市、基隆市、宜蘭県、桃園市、新竹県、台中市、南投県、雲林県、嘉義県、嘉義市、屏東県、花蓮県、そして台東県。疾管署は各衛生局に実際の在庫状況を再確認させ、在庫が確認された場合は、未使用のワクチンをすべて衛生局に回収し、封印して集中管理するよう要請します。本件に関して食薬署は、メーカーに対し医薬品不良品通報制度に基づき、速やかな調査と解明を求めています。
情報源:疾病管制署
情報整理:感管室