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国内で輸入デング熱の症例が増加中です。海外滞在中は蚊対策を徹底し、帰国後に異常を感じたら速やかに受診してください。

感染管理室
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疾病管制署(以下、疾管署)は本日(4日)に、国際的にデング熱など蚊媒介感染症の流行が続いており、東南アジアの近隣国でデング熱の流行が上昇し、海外感染リスクが高まっていること、さらに気象予測によれば、エルニーニョ現象が今後数か月でさらに強まる可能性があることを示しました。エルニーニョはデング熱の伝播に有利であり、ちょうど夏休みの旅行シーズンでもあるため、国民に対し、渡航中の蚊対策を徹底し、帰国後14日以内に異常症状が出た場合は速やかに医療機関を受診し、医師に旅行歴を伝えるよう呼びかけています。
    疾管署は、国内で先週(7月28日~8月3日)にデング熱の海外持ち込み症例が8例新たに確認されたと説明しました。そのうち3例はカンボジアでの集団感染事例です。集団感染の患者は10代後半から30代前半の年齢で、男性2名、女性1名でした。2026年7月中旬にカンボジアへ交流活動に同行し、7月下旬に帰国後、発熱、頭痛、嘔吐、筋肉痛、眼窩後部痛などの症状が出て受診し診断されました。関係保健機関は、患者の居住地と活動場所で繁殖源の除去や化学防除などの対策を実施し、同団体のメンバーの健康追跡も行っています。本件は8月6日まで監視する予定です。
    疾管署の監視データによると、今年は8月3日までにデング熱の確定症例が累計111例で、そのうち7例は国内感染で、居住地はすべて高雄市です。残りの104例は海外持ち込みで、東南アジア・南アジアの国々からの持ち込みで、インドネシア(24例)が最も多く、次いでベトナム(23例)やモルディブ(15例)など9か国からです。今年の累計症例数は2025年同期間(130例)より少なくなっています。世界的にデング熱の流行は続いており、今年6月までに世界で報告された症例は158万件を超え、主にアメリカ大陸で、ブラジル、コロンビア、ボリビアなどの国で症例が多いです。アジアの近隣国であるスリランカ、ベトナム、マレーシア、カンボジア、ラオス、バングラデシュなどは最近流行が上昇しており、前年同期よりも高い傾向です。その中でスリランカの流行は深刻で、今年これまでに8万4千件以上の症例が報告されています。カンボジアも急速に上昇しており、今年これまでに2万8千件以上の症例が報告されています。
    疾管署は、夏休みの旅行であれ海外渡航であれ、屋外活動時には薄色の長袖衣服の着用を推奨し、政府が承認したDEET(敵避)、ピカリジン(Picaridin)またはIR-3535(伊默克)などの有効成分を含む防蚊剤を使用して蚊刺されリスクを低減するよう呼びかけています。また、近隣の東南アジア・南アジアでのデング熱流行が続く中、交通部は旅行業者に対し、団体旅行者に渡航中の防蚊対策と帰国後の健康追跡を徹底するよう要請し、各空港でも多様な手段で保健教育を実施しています。帰国時に発熱、頭痛、眼窩後部痛、筋肉・関節痛などデング熱の疑い症状がある場合は、空港検疫官に自主的に伝えるよう呼び掛けています。医療機関にも警戒を高め、TOCC(旅行歴、職業歴、接触歴、集団感染歴)を必ず確認し、デング熱NS1迅速検査キットを適時使用して診断を補助し、早期に報告することで保健当局の防止対策に役立てるよう求めています。
    疾管署は、最近国内の気温が高く、各地で午後に時折雨が降り、気候が媒介蚊の繁殖に適していることを指摘しています。繁殖源は生活と密接に関わっているため、国民に「巡、倒、清、刷」(巡回、倒置、清掃、刷り)を徹底し、環境中の溜水しやすい容器(例:鉢植えの受け皿、廃タイヤ、ビニール袋など)を随時除去するよう呼びかけています。大型容器は清掃隊に依頼して処理し、残す必要がある容器や貯水設備は定期的に壁面を刷って卵を除去し、倒置して保管し、雨後に再度巡回点検して環境中の媒介蚊密度を低減し、根本的に蚊の繁殖を断ち、地域の健康を守ります。また、各学校にも夏休み期間中に校内環境を継続的に確認し、溜水容器を見つけたら清掃・除去するよう指示しています。特に長期間使用していないトイレの便器や貯水タンクは蚊の幼虫が繁殖しやすいため、定期的に点検し、校内の媒介蚊の発生を防止してください。デング熱に関する情報は、疾管署のグローバル情報ウェブサイト(
https://www.cdc.gov.tw)閲覧、または無料防疫専線1922(0800-001922)へお問い合わせ。

資料出典:疾病管制署

資料整理:感管室