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流行病

国内の下痢感染症が緩やかに増加、手指衛生と食事の安全徹底でノロウイルス予防を呼び掛ける

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疾病管制署(以下、疾管署)は本日(24日)に、春節期間中に人々の南北往来、帰郷団らんや食事会が増加し、親友が集まって共に食事することで、疾病の伝播リスクが高まると示した。下痢の集団発生症例の原因はノロウイルスが多く、このウイルスは感染力が強く少量のウイルスでも発症し、潜伏期間は約10〜50時間で、あらゆる年齢層が汚染された食物、飲料、水や物体表面の接触、または患者の嘔吐物や排泄物から発生する飛沫を吸入することで感染する可能性がある。臨床的に一般的な症状は水様性下痢と嘔吐で、吐き気、発熱、頭痛、腹部痙攣、胃痛、筋肉痛なども見られることがある。
疾管署の監視データによると、国内では本年(2026年)第5週(2月1日~2月7日)の下痢の外来・救急受診は142,814件、第6週(2月8日~2月14日)は171,756件で、春節連休前に下痢の流行は上昇傾向にあった。また国内第7週(2月15日~2月21日、春節期間)の下痢の外来・救急受診は80,308件で、前週(2月8日~2月14日)の171,756件に比べて減少したが、これは第7週が春節連休にあたり、多くの診療所が休診したことが主な要因である。さらに、除夕から初五(2月16日~2月21日)の下痢救急受診は15,597件で、救急総受診数の約10.1%を占めた。全国で直近4週間(第4週~第7週)に122件の下痢集団発生報告があり、発生場所は飲食・宿泊業が最も多く、病原体検査で陽性とされたケースは37件で、ノロウイルスが31件(83.8%)と最も多かった。国際的な流行では、韓国、日本、英国でノロウイルス感染が継続的に上昇し、過去5年で最高水準となっている。さらに中国、香港でも最近下痢症例が増加しており、イタリアの冬季オリンピックでもノロウイルス感染の集団発生が報告された。
疾管署は、トイレ使用後や食事・調理前に石鹸またはハンドソープで正しく手を洗うこと、料理の調理や食品の保存時に衛生に注意し、生食と加熱食を分けて取り扱い、生食・生飲を避け、食品は十分に加熱してから食べる(特にカキや貝類などの殻付き水産物)ように呼びかけている。下痢や嘔吐などの症状がある場合は、速やかに医療機関を受診し、病気のときは自宅で休むことで腸管感染症の拡散リスクを低減する。飲食店や宿泊業者は厨房の環境消毒と清掃を徹底し、従業員の健康管理を強化し、胃腸炎の疑いがある場合は作業を中止し、症状が解消してから48時間経過後に出勤できるようにする。汚染された器具表面(床やドアノブ等)を処理する際は手袋とマスクを着用し、20 c.c.の漂白剤を1リットルの清水(1,000 ppm)で希釈して拭き取る。患者の嘔吐物や排泄物は100 c.c.の漂白剤を1リットルの清水(5,000 ppm)で希釈して消毒・清掃し、希釈した漂白剤は当日調合し日付を表示、蓋をして直射日光を避け、使用しきれない場合は24時間後に廃棄する。旅行から帰国後に症状がある場合は速やかに医療機関を受診し、医師に旅行歴や接触歴を伝えて早期診断と治療につなげる。

資料來源:疾病管制署

資料整理:感管室