術前の準備
- 手術前にまず深呼吸と咳嗽を学び、手術後にこの動作を利用して肺内の分泌物(痰など)を除去できるようにします。
術後ケア
- 手術後、覚醒時は半座位姿勢を取り、少なくとも1時間に1回、深呼吸と咳嗽運動を15分間行い、肺の膨張を促進し肺活量を増やし胸管のドレナージを助けます。
- 手術と同じ側で腕と肩関節の運動を行い、筋肉の萎縮や関節の硬直を防ぎ、術後の不快感を軽減します。
- 手術後は、できるだけ早くベッドから起きて活動し、術後合併症を減少させます。
胸腔ドレーンのケア
- 胸腔ドレーンがある場合、ねじったり圧迫したりせず、またドレーンを勝手に折り曲げてもいけません。胸腔内圧が過大になり損傷(気胸など)を引き起こす恐れがあります。
- 胸腔ドレーンボトルを胸腔ドレーン挿入部位より15センチ以上低く保ち、ドレーン液の逆流を防ぎます。
- ドレーンボトルを誤って倒した場合はすぐに正すとともに、深呼吸を数回行い、医療スタッフに連絡してください。
- 吸気時にドレーンボトル内の長いガラス管の水面が上昇し、呼気や強い咳嗽で下降し気泡が出る場合、機能が正常です。
ご質問がある場合は、いつでも医療スタッフにお問い合わせください。
胸腔外科医療チームより、早期回復をお祈りします